「肺年齢」は、見た目では判らない“肺の健康状態を知るヒント”です。
健康診断などで行う胸部レントゲン検査では
初期の肺の異常を発見することは難しいとされています。
肺の異常を早期発見するためには、肺年齢(呼吸機能検査)が有効です。
呼吸機能は、健康な人でも20歳代をピークにして加齢とともに低下していきます。 しかし、喫煙や呼吸器の病気等によりその低下が健常な方よりも早くなります。同性・同世代の方と比較して、自分の肺の健康状態がどの程度にあるのかを知る指標として肺年齢が開発されました。
私たちは日常生活で特に意識しないで呼吸をしています。しかし呼吸機能は、加齢以外の原因でも低下します。たとえば、タバコや有害なガスを吸い続けると、空気の通り道である気管支や酸素の交換を行う肺胞などにいつも炎症が起こった状態が続き、徐々に肺の細胞が破壊されていきます。その結果、自覚がないまま呼吸機能が低下していきます。 自分の肺年齢を知り、普段意識しない呼吸機能をチェックすることが大切です。
このように呼吸機能が低下していく主な病気として、慢性気管支炎や肺気腫があり、これらを総称してCOPD(慢性閉塞性肺疾患)といいます。長年の喫煙習慣が主な原因であるため、肺の生活習慣病とも呼ばれています。 COPDの初期には咳、痰、息切れなどの症状を自覚しにくく、風邪や老化のためと考えて見過ごされやすいため重症化しやすい病気です。自分の肺年齢を知り、このような呼吸器の病気のリスクマネージメントを行いましょう。
*COPDについてより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
COPD患者早期発見の研究事業 http://www.jatahq.org/copd/JATACOPD.html
2007年世界COPDデー http://www.mcp.co.jp/wcd2007/index.html